にんじんな日々目次へ
にんじんな日々
にんじんな日々
生きてる事って辛いのだ!・・・言うまでもなく。


2月になってさすがにかからなくなって来てホッとしている。何がって?森山直太朗のあの曲。
 
たかが「はやり唄」に目くじら立てるのは本当に大人気ないが、森山さん、作詞の御徒町凧さん、僕は絶対数の少ない病気の患者だが、その病気は死ぬまで進行して、現在のところ直す方法はない。落ちる滴を啜る様な日々を出来る限り明るく過ごしている訳で、そんな人は結構沢山居ると思う。たとえば老老介護のご夫婦とか・・・。
 
そんな人達があの曲を聞いて元気を貰えると思いますか?気持ちが折れる事は有っても「そんな事はない!」と反論する気力さえ奪ってしまうような気がします。僕はひねくれているのかも知れないがあなたの「生きて〜るっ、事が〜、辛い〜ならっ!いっそ、このままぁ死ねばいい!」を聴く度に、曲に合わせて、長年連れ添ってきた妻の首を泣く泣く絞めている介護に疲れた老人の姿を思い浮かべて仕方がない。変な言い方だけどそれだけあなたの声とその唄には力が有るのかも知れない。
 
あなたは傲慢にもこう言いました。「曲は最後まで聴いて貰わないと・・・。」確かに詞は全体で成り立つものであろう事は、素人の僕にも解ります。そしてその唄の詞が全体としては決して人生を否定していない事は解るのですが、はやり唄というものが印象的なワンフレーズで成り立つ事もプロ中のプロのあなたならお解りの筈。この唄の場合それはあまりに稚拙また残酷であったと僕は思います。
 
それとさらに許せないのは、年末恒例の紅白歌合戦でこの唄を採用して不特定多数の老若男女に聴かせたNHKです。最悪です。視聴率を取るためには何でもやる。一方でこの国の首相が如何に無知で下らない人かと面白がる。国のトップをである。人々から広く聴取料を取っている国営放送ってこんな事で良いんだろうか?この曲をCMに使った会社があるらしいけど、営利目的の民間企業がモラルを考えないのは仕方ないと残念ながら思うのですが・・・。
 
この曲がコンサートだけで歌われるある種のかくれ名曲なら、こんな事は言いません。また名曲「さくら」の森山直太朗であるから申し上げます。早くこんな曲は捨てて次の曲を聴かせてください。母上のザワワ〜みたいな。



 にんじん亭に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。・・・なんチャッテ。
新聞各社の記事は当然各社に帰属いたします。各社の著作権規約にお従い下さい。
 にんじん亭はNetscape Navigator 4.0以前とInternet Explorer 4.0以前のブラウザでは正しく表示されない場合があります